聲の形映画動画フル無料視聴情報を掲載する予定のページです。まずはじめに、製作者さんありがとうございます(*´∀`*)。個人的には今年もう一度劇場に足を運んでみたいと唯一思った作品です。


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映画「聲の形」は、原作を読んでいる方からすれば、小学生時代の描写が足りない!という意見があると思うのですが、硝子へのいじめシーンや家庭内のことを多く写すとわたしは途中で目を伏せていたかもしれません。中盤の妹の回想シーンで、家庭内で硝子が相当悩んでいた事を映し出すシーンが有るのですが、あれだけでグサグサきてしまいました。

ただ、この作品を前知識無しで見てしまうと、たしかに何が起こっているのかわからないシーンが最初に続きます。なので、ネタバレ無しにいうと、主人公”石田将也”は、小学生時代に聴覚障害を持った転校生、”西宮硝子”を傷つけてしまいます。耳が聞こえない少女に興味を持った将也は、硝子をからかっていく内にだんだんエスカレート。イジメをしているという意識はないため、自分では気づかない内に硝子を深くキヅつけてしまいます。

学校から帰った硝子の補聴器が度々なくなる事を心配した母親は硝子の転校を決め、将也の学校からいなくなってしまいます。これがクラス内で問題になり、先生がクラスメートに尋問。他の生徒は将也だけがイジメをしていたような物言いをし、それに反発した将也がクラスメートから孤立してしまいます。このことをキッカケに将也は心を閉ざしたまま、中学校でも高校でも孤立して誰とも口を利かない人間になり、人の目を見ることが出来ない人間になります。ある日、将也は昔イジメてしまった硝子に会おうと決意し、手話サークルに通う硝子に、覚えた手話でコミュニケーションを図ろうとします。

↑ってのが序盤のシーンがころころ入れ替わる辺りの内容です。映画「聲の形」はそれまで歩んだ人生や年齢によっても、作品の感じ方がかなり変わるのではないかと思います。十代の人より、年を重ねた人のほうが心に刺さるものがあるのでは?と思いました。主人公”石田将也”にどれだけ自分の共通点を見つけられて追体験できるかがポイントで、これができていればいるほど、ラストの”キィィーーーーッン!”って音がなるシーンで号泣しちゃいます(;´∀`)アノシーンはヤバイ。。。世界の風景が変わる瞬間ですね。

映画「聲の形」では、硝子が転校してきたことにより、将也やその友達との人間関係が変わってしまった問題にも大きく焦点が当てられます。これは、クラスメートに加えて、硝子も参加してみんなで話し合うんです。現実社会では、昔こじれてしまった人間関係を見つめ直そうとしても、所属する場所や環境が変われば再会することもなくなりがちです。で、深く傷ついた人間はそのキッカケも貰えないまま、20代、30代、40代と変わることなく年を取っていくと思います。将也は幸いにもそれを見つめ直す機会があったから、あのラストを迎えられたと思っています。

物語の中で、最後まで顔の☓が取れない植野という女の子がいるのですが、彼女はクラスの中で一番、硝子を普通の人間として接していたのかなーなんて事も思いました。植野は硝子の聞こえないコトをばかにするわけでもなく、ただ性格や態度にムカついて嫌っていました。介護の世界では障害者の自立を促すために自分でできることはあえて自分でさせるというスタンスと、障害者を可哀想な対象としてみて優しく接してなんでもしてあげるっていうスタンスとあるのですが、植野は前者だと思います。だからこそ硝子と”バカ”と言い合える仲になれたんだと思います。

見終わった後、スペシャルブックを観るとまた感慨が深くなるものと思います。観ていない方は劇場で一度はご覧になったほうがいいですよ。動画配信については後日お知らせいたします。