羊と鋼の森が映画化。
本では想像することしかできなかったピアノの音が聞けるのが映画の醍醐味ですね。
あの居心地のいい優しい雰囲気の小説の世界に、映像で浸りたい方は是非ご覧ください。
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映画「羊と鋼の森」ってこんな映画
夢を持っていなかった青年、外村直樹(山崎賢人)が調律師という夢を掴みますが、
様々な壁にぶつかっていきます。
その壁にぶつかった時に、
周囲に彼を支える人々がおり、
彼がその周囲の人のおかげで、その壁を乗り越えて行く姿が感動的な映画です。
主人公を支える俳優さんたちの演技が重厚で、
こんな人たちに囲まれていたら幸せだろうと思わせてくれる作品。
ピアニストがピアノを弾けるのには、『調律師』がグランドピアノを調律してくれるからで、
その調律師の責任感や重要性な度をものすごく感じました。
小説のイメージにピッタリな配役
小説ではピアノの調律を教えてくれる先輩方も個性的なキャラクターでしたが、イメージに合う見事なキャスティングでした。
とくに三浦友和さんが演じている、主人公の先輩がとても魅力的で主人公を優しく見つめている姿が素敵です。
個人的に一番の注目ポイントは、やはり上白石萌音・上白石萌歌姉妹の共演です。
上白石萌音・上白石萌歌姉妹の共演とピアノ演奏
姉の上白石萌音さんは、映画「君の名は。」で「なんでもないや」をカバーし、
妹の上白石萌歌さんは、CMで大声で現在放送中の366日を歌うなど、
場面は違えどお互い歌というフィールドで凌ぎを削っていますが、
この映画ではピアノで凌ぎを削っています。
上白石姉妹にはピアノの経験などはほとんどなかったということを聞いた時、
本当にすごい短期間で努力をされたんだなと思いました。
実の姉妹だからこそあるであろう隠された葛藤を如何にセリフに込めて発しているかを想像すれば、
彼女たちのセリフ1つ1つに耳を傾けて楽しむという見方ができて面白いです。
劇中に流れる音楽が素晴らしい
まず音楽が最高です。繊細なメロディは主人公の不安定な心を思わせました。
自分の将来を考えた時に調律師と出会い、いろんな人たちと関わる中で、
ひとりの人としても調律師としても成長していく、といった感じですかね。
ピアニストの姉妹がお互いの存在に感化されながら、
いろんな思いの中で葛藤しながらも演奏し、
自分はこの先どうしていけばいいのか悩み迷う姿に心打たれるものがありました。
みんな幸せになってほしいと思いましたね。
まとめ
原作小説も読んでいたので、この美しい世界観を映像化できるのかと思っていましたし、
山崎賢人さんにはアイドル俳優のようなイメージを持っていたのですが、映像化は見事に成功していました。
むしろ実際にピアノの音が乗るため、小説よりも良かったかもしれません。
山崎賢人さんが調律師として成長していく姿が短い映画の中でうまく表現されていました。
また、上白石姉妹のピアノも素晴らしくてビックリしました。とても美しい作品です。